台風10号が近づいてきています。今回の台風は移動速度が遅いので余計に注意ですね。台風対策お済みでしょうか。色々な台風対策がありますがこちらでは建物についての台風対策を主に話しておきたいと思います。
お家の台風対策
- 建物を外から一周くるりと確認してみる。
確認するのは「外壁」「軒裏」「窓」に取り付けていたり置いていたり寄り添わせているものがないかなにかぶら下がっているものがないか。壁に風があたると軒裏に巻き上げるような風になり思っているより複雑な風になります。屋外ブラインドや網戸が外れやすくなっていないか。地面に置いてあるものは気がつくのですがつい見落としがちです。
あと外壁が凹になった場所は風が舞う恐れがあります。そういった場所はものを置かないようにゴミ等あればお掃除されるといいとおもいます。 - ベランダにおいているものはないか。
2階のベランダなどはつい見落としがちになります。普段使っていないベランダがあるなら余計に見落としがちです。小さなものでもご近所さんの家に飛んでいくと大変です。 - 排水溝詰まってないですか。
台風の際には勢いよく雨が振り樋や側溝に雨が一気に集中して注ぎます。溢れてしまうと普段通らない場所に水があふれることもあります。枯れ草や落ち葉やゴミで覆われていないか確認してみてくださいね。 - 屋根の確認は難しい。
ベランダやカーポートなどの「屋根」であれば確認できるのですが家の「屋根」を確認するのは難しいですね。2Fの窓から瓦などの屋根材がズレていないか。見える範囲だけでも見ておくというのはどうでしょうか。 - 外にある当たり前のもの。
案外当たり前にあるエアコンの室外機や給湯器からプロパンガスなど。あって当たり前のものこそ大丈夫と見落としがちではありませんか。少し触って固定を確認されるといいと思います。 - 窓のカーテンを閉めましょう。
ガラス窓に養生テープを貼るのも重要ですが、カーテンを閉めるともし何かが窓にぶつかりガラスが割れても直接室内に割れたガラスが飛び散らずバリヤの役割をしてくれます。少し不安であればカーテンの足元をテープや何かで固定できると更に安全かと思います。
ご家庭の台風対策
ハザードマップや避難所の確認は大切ですがそれぞれが確認するのではなくご家庭で話す時間を持つことで全員の意思統一もできるかと思います。
備蓄は大切な備えですね。ただ家で一番安全で有事の際には取りに行けないと困ります。お家の間取りや構造にもよりますが置き場所は十分配慮してくださいね。
参考になる台風対策
参考：気象庁「自分で行う災害への備え」
参考：NHK 「台風接近前にやっておきたい備え「タイムライン」で」
なにか建物の対策でお困りな方で個別に聞きたい方は当事務所のお問い合わせこちらからどうぞ。
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