10月第2日曜日は亀山神社のお祭り
亀山神社のお祭りは盛大に執り行われ「本祭」と呼ばれていると聞き見に行ってきました。
ヤブと神輿の壮絶な戦いが見頃。
そして参道含め会場は人人人で埋め尽くされて熱気が溢れていました。
参考:亀山神社秋祭り
やぶという存在
実は私が初めてヤブを見たときは大学生の時で「なまはげ!」とおっかなびっくりしたものです。その頃は見分けもつかずその風貌から「悪者?鬼?」なんて思っていました。
ただそれは大きな間違いで「やぶ」は神様の遣いで、神様と敵対する鬼とはちがうそうです。「やぶ」という呼称も呉地方独特のものだそうです。
そして彼らの役目は、神様の警護役と神社の守り神。ですから奉納される米俵を竹棒で突っついて、粗悪なお米や変な物が奉納されないか確認しているわけです。
風景になる建築
お祭りに向かう際、参道目指して登っていくと救世軍呉保育所が見えてきます。設計の際には人のあふれるこの風景を何度も想像しました。渋谷の109といえば少しオーバーですが、呉のお祭りを汚すことなく壊すことのないイメージを色々考えたのを思い出します。改めてこうして現実化した風景を見て建築に携わることのありがたさと責任の重さを感じました。
設計実例:救世軍呉保育所
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