建物の使い方は変わっていきます

設計させていただいた広島県呉市にある救世軍呉保育所へ行ってきました。今日は今年のプール遊びの最後の日でした。毎回思うのですが元気な子どもさん達にふれるとこちらまで元気になります。

救世軍呉保育所の廊下の図書館

建物は奥深いなといつも思うのですが設計のときにいくら話していても、その通りになることもあればそうならないことも多くあります。このことは実はとても私にとっては嬉しいことなんです。なぜならそうならないことには想像したことより良くなっていることが多いのです。そこには多くのヒントがあるんです。もちろん反対のこともあり反省することもあります。どちらにしても私にとって使われている建物にこうして寄らせていただけることはとても嬉しく大切です。

こちらの保育所は今年「認定こども園」になりました。このことは設計時にお話をしており設計に盛り込まさせていただきました。全て前から「もしかして」がわかるわけではないですね。ですから建物には色々な変化が必要なこともあります。色々なものが増えてみたり色々なものがなくなってみたり。余裕のない効率的なことを優先に考えてしまうとこういった事の変化についていけなくなってしまうと感じています。ですから想像を膨らませながら「もし」を一緒に話をしてちょっぴり余裕をもたせることを心掛けながら設計をしています。

そんな「もし」を話してみたくなればこちらからお気軽にどうぞ。

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