暑い毎日ですね。先日電気工事の方とお話していると「今年はエアコンがとてもよく壊れている」と聞きました。今日はそんな夏には「つめた~い」は絶対に欠かせないエアコンや冷蔵庫のお話です。
業務用冷蔵庫などで有名なホシザキ中国株式会社の井上さんが広島から来てくださいました。井上さんによるとホシザキとしては業界に先立って「代替フロン」から「自然冷媒を中心としたノンフロン」へ転換を始めていることをご説明いただきました。
従来の代替フロン製品から自然冷媒ノンフロン製品へラインナップチェンジしていく様子。代替フロン製品のデメリットの定期報告やフロン処分の手間がなくなります。双方の価格差は今のところ無くエネルギー消費もほぼ同程度。今後の新しい建物には代替フロンの選択肢は無くなるかもしれませんね。
他にも色々な有意義で楽しいお話を頂きました。井上さんまた遊びに来てくださいね。
代替フロンはエアコンや冷凍・冷蔵庫などに利用されています。現在、既に日本は生産規制中で2036年までにCO2換算で85%の削減を目指しています。業務用のエアコンや冷蔵庫などは定期的な点検とルールに沿って廃棄する必要があります。そして家の中にも「代替フロン」の製品があります。冷蔵庫やエアコンはもとよりウォーターサーバー、除湿器などです。
家庭用のエアコンなどはまだまだこれからの様ですがも後々同じ様に転換期がくると感じました。
もし今後「新しく」とお考えの時は「省エネ」も大切ですが「代替フロン?」も気にされると良いかと思います。
後気になったのが今あるエアコンや冷蔵庫に自然冷媒を入れ替えるというサービスがあるようです。その中には「フロンガスが使えなくなる」という不安を煽っての営業もあるようです。下にリンクを貼っておきますので気になる方どうぞ。お気をつけくださいね。
私とお話してみたい方は「お友だち募集中」こちらから公式ライン登録へ。雑談でも構いませんよ。
代替フロンについて補足
代替フロンは、オゾン層を破壊するとして生産が禁じられた特定フロンに代わって、1990年代から世界中に使用が広がった。しかし、CO2の数百~1万倍超の温室効果があるとわかり、1997年採択の京都議定書で、排出削減義務の対象となる。そして、2016年のモントリオール議定書締約国会議で、日本を含む先進国は36年までに85%を削減することが決定している。
参考:すっきりわかる!冷媒の5つの種類とそれぞれの特徴
参考:ホシザキ「自然冷媒化宣言」
参考:エアコンの「フロンガスが2020年から使用できなくなる」という勧誘にご注意!!
コメント