家に「風」はどのような役目を果たすのでしょうか。
少し簡単に考えてみたいと思います。
室内に風を取り込むとどうなるか考えてみます。
・室内の汚れた空気を入れ替えてくれます。
・夏のように熱い環境での自然冷房(パッシブクーリング)になります。
・風があれば湿気も抑えることができます。
以上のことが一般的な効果です。
ただこう書いてしまいますとなにやら味家のない要素に感じてしまいます。
では少し書き方を変えてみますね。
真夏の夕飯時、おかあさんが料理の支度をしています。
オープンなキッチンからは湯気がモクモクと立ち上りレンジフードが吸い上げています。
リビングのテーブルでは子供さん達が明日の宿題をせっせとこなしています。
おとうさんはテレビの前で新聞を広げ仕事での疲れに一息いれています。
各家電製品からは熱気が出ています。
さて貴方ならこんなときは
・エアコンのスイッチON
・窓を開けて夕暮れ時の風を取り込んでみる
どちらでしょうか?
窓を開けても大した風も入らないからここはエアコンで・・・」
という答えが見えてきそうですね。
しかしこれでは住めば住むほどエネルギーを使う上に
その部屋に居るためにまたエネルギーを使うことになってしまいます。
風特有の健康的な気持ちよさも感じることは出来ません。
実は風というのはちゃんと考えてやれば
通常よりたくさんの風を取り込むことができます。
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