アート?家具?家に?「メイド・イン・カッシーナ」-まとめ-

2009年6月初週の週末に私は東京六本木ヒルズ森タワー52Fの
メイド・イン・カッシーナ展に居た。

各デザイナー毎に刺激をもらいながら歩いていた。
どのデザイナーにも新しい自分を感じながら
順路を無視した行動をとってしまった。
全てをここに書くわけには行かないので
数点ほど書かせてて頂きました。

part1 – Philippe Starck
part2 – Gio Ponti
part3 – Jean Marie Massaud

もしよろしければ参照下さい。

私はがカッシーナの家具を初めて見たのは18年前で
その頃思ったことが「かっこいい」「高い」「これなら作れるんじゃないの?」と言う感想でした。
それより家具好きな私は18年間「いかに自分に合う家具を作るか」を考えてきました。
初めは頭の中で考え必要な物を考え

壁に張り付くPCデスク「WallDEPC」
リビング収納「一本柱」
座卓椅子卓切り替えPCデスク「StandDesk」
2台のPCを収納し熱・音を伝えない「Shell」

そんな事をしていると
家具製作の限界が知りたくなってくる。
その為に著名な建築家も依頼する家具製作会社にお願いをして
家具作製図面のお手伝いをさせてらいました。
打ち合わせをしながら色々なノウハウを教えて頂きながら
数々の難題が有ることに気が付きます。

あのカッシーナを作る事が出来る思ったことは
とんでもなく途方もないことと言う事に気付いたのです。
あのデザインで質を保ちつつ製作することは高度な事なのです。
改めてカッシーナの偉大さを感じました。
選べば出来なくはないのですがそのままの仕上がりと精度を求めると
異常なまでにコストが高額になるのです。

「家を考えながら家具を考える」

キッチンも家具であり
押し入れの棚ですら家具になり得ることに気が付き
しかもそれは使う人は万人ではなく個人なのです。
その人に必要な物必要な仕上げを練り上げていけば
コストも作製工程も大きく省く事が出来る。


そう考えてプランニングを組み立てたのが「風を取り込む家」の制作家具でした。
今ある家具の容量を聞きながら調理配膳のしかたを見させて頂きながら
お皿の枚数・種類を調べながら家具の配置と使い方を検証しつつプランニングしました。

昨今、家具にはコストパフォーマンスに優れた物が多数あり
カッシーナの様にデザイン品質共に素晴らしい家具も存在します。
しかしどんな家具も大きく家・すまい・暮らしに大きく影響を与えます。
カッシーナはそんなファニチャーの世界を広く想像豊かに伝えていると感じました。

結果「高い」「作れそう」というファーストインプレッションは崩れましたが
私にはますますの家具に関しての関心は深まる結果になっています。

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