「優しい人になる家」とはどういう家なのか
優人舎一級建築士事務所の名前の由来の事を
少し書いてみます。
優人舎一級建築士事務所の名前の由来の事を
少し書いてみます。
住んでいて一番関係するのはやはり「人」なのです。
住んでいる家族であったり家に訪れてくれる人であったり
「人間関係」が基本で「気持ち」は大きく変わってしまいます。
「家で人が優しくなる筈がないですよ」
と言われるかもしれません。
もちろん、家が人を優しくするわけではないですね。
アルプスの少女ハイジの物語はみなさんご存知かと思います。
ハイジのおじいさんの家には壮大な自然と可愛い動物たち
そしてやさしいおじいさんと共に廻りの仲間達に強さと勇気と優しさを
伝えた物語です。
そんな舞台の中ハイジは屋根裏部屋で朝を迎え
暖炉の前でヨーゼフと談を取りながらおじいさんと暮らしています。
そんなあの家はきっと
おじいさんにも、ハイジにも、動物達にも
裏の雑木林に守られながら
広大なアルプスの自然に溶け込んで
一緒になって家も暮らして
居るように感じませんでしたか?
デザイン云々もありますが
周囲の環境に合い
住む人にとって心地の良い環境
そして自然の恵みを取り入れ
色々な人達や動物が当たり前の様に
訪れてくる。
そんな環境もやはり住む家から始まるのではないでしょうか。
その土地の環境をしっかり考え
住む人と会話をしながら物語を書くように
家のプランニングをすることこそが
一番大切であり、私が一番家で大切にしたいと思う事です。
コメント