リフォームの考え方(部屋を広くしたい編)

建築設計事務所はリフォームとは無関係

リフォームはリフォーム会社へ頼めばいい

なんて思って居ませんでしょうか。

建築設計事務所というのは「建物を考える専門職」です。
「間取り・人の導線・構造強度・環境・ライフプランニング・・・」
色々な事を考えながらプランニングできるのが建築士です。

「部屋を広くしたいのですが・・・」

良くご希望のある事例です。
リフォーム等ではこれを聞き即座に
「増築」「間仕切りの変更」という対応でしょう。

しかし私の場合は少し違います。
「部屋が広くしたい」この言葉には理由が有るはずなのです。
・家族が増えたので手狭になってしまった
・部屋に置く物が増えてしまった
・来客者が多くなり狭く感じるようになった
・もとから狭いと感じていた

色々その家々に理由があると思います。
では「部屋に置く物が増えてしまった」を例に挙げて考えますと
その要因があるはずです。
その要員を見つけ出します。
「他に部屋があるのだけど行き来が不便で一部屋に荷物が集まっている」
「もともと収納が無いために部屋の内部に色々物が出てきてしまっている」
「部屋の間取り上家具の配置が曖昧でデッドスペースが多い」

となると
「部屋を広くしてほしい」=「他の部屋と導線を簡単にしで収納を増やし家具のプランニングを考え直す」
ということになります。
これさえ出来れば大きな金額をはらって
増築などする必要の無いことが多いのです。
私としてはその問題な部分のみでなく
もっと家全体を見渡し問題を解決する事が
一番のリフォーム手順と感じます。

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