東京に行っているうちに知り合いのクリエーターが展示会をしているので遊びに行ってきました。
SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)という展示会ですが
選ばれた様々なジャンルのクリエーター100組が青山スパイラルホールで活躍されていました。
100組というだけでもすごい規模だと感じたのですがなにより見学にきている人の多さにはびっくりです。
各ブースに別れそれぞれが展示をしていましたが、素材は本当に様々でモノクロ写真の人もいればガラス細工の人や照明を利用したスペースの表現者や映像表現もあり本当に何でも有りな内容。
こういった場所に行くとつい私は「展示方法」ばかり気になってしまいます。
ただ飾るだけでではなくコンセプトに合わせてブース空間を利用する人は思ったより多くなかったのが少し残念に思いました。
そんな一角にニッタシンジ氏のブースがあります。
これがその作品。
これで見る限り真っ白ですね。
でもタダの白ではありません。
アップで見てみるとこんな感じになっています。
一本一本手書きで曲線を書いているのです。
実際に絵の前に経つと不思議な存在感に満ちています。
感じることはそれぞれなのでしょうが「面」の概念が立体と融合したような感覚に陥りました。
面とは違い立体には奥行きがありますがそれとは違い「深み」に変化させられる感覚です。
試しで本に同じ物を書いた作品です。
これはすごくインパクトがあり文字・物語に上書きされた深みの曲線が
何か新しいものを伝えてくれそうな感じがします。
そんなニッタシンジ氏
そして作品集が flickrで見ることができます。
Flickr: nittashinzi’s Photostream
コメント