優人舎一級建築士事務所と名乗っていますが
「住む人が優しくなれるような住まい」を考えています。
そんな設計事務所が
今リフォームの計画をさせてもらっています。
今回は少し私の思うリフォームのプランニングについてです。
リフォームしたいな?なんて考えているということは
誰にでも「ここをあーしてここはこーして」という風に
具体的に考えている方が多いですね。
それをリフォーム会社に伝えて
「これがいる、あれがいる」と見積もりを作ってもらうわけです。
リフォーム会社さんの方も、
お客さんの言われた以外の事は出来ないので
案外多少の変更はあっても値段次第の部分が見え隠れします。
私の場合は新築時もそうですが
希望の内容を大切にしながらそれを踏まえて
プランを練らさせて頂きます。
それは、「お客さんの言うとおり」が
その家にとって一番と感じない場合があるからです。
お客さんが考えておられても
案外無駄になりコストも大きく増えている部分もあったりします。
客さんには見えにくい部分ですからね。
同じ内容でも解決出来る方法を考えるのも
私の仕事になります。
リフォームは実は新築の計画とは少し違う考えをもって計画します。
1.今の住まいの問題点をどうやって解決するか
2.現存する建物の特徴を考えたうえで利用活用して計画する
3.今の家の雰囲気とご家族の雰囲気を壊さない様に考える
4.「より良い家」だけでなく「新しい住まい方の家」を発見提案する
5.家の丈夫さももちろんですが出来れば土地に馴染んでいる
元の家の丈夫さを活かせるように提案検討する
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