物作りにはコンセプト(概念)が必要だと思います。
コンセプト?概念?
「快適に過ごせる家」ではないの?
と言われそうですが、それは目標ですね。
目標達成の為の基幹になるものです。
かのSony社のウォークマンも
「音楽を持ち運ぼう」というコンセプトで
「みんなが持ってるウォークマン」を
達成しました。
逆にコンセプトは何種類も生まれてくるプランを
コンセプトによりバランスを考えていく事になります。
私の場合はこのコンセプトはデザインより優先させていきます。
いくら格好の良いデザインを作成しても
この基幹がそれてしまえば意味がないのです。
逆にそれは工事においても同じ事が言えます。
工事関係者といってもコンセプトは
理解出来ることは限られています。
その為工事関係者さんの「いままでの常識」以外の
工事作業になることもよくあります。
その為設計監理として工事期間中も
作業する必要があるのです。
先日も現場で現場サイドが確認もなく作業した後
私が確認をしてNGが出た事態がありました。
「今までの現場ならこうでしたよ?」
というお言葉がありました。
もちろん、その方が仰るのは正しいのです。
ただ、私はこの家の設計は
コンセプトを元に正しくカスタマイズしている為
他の家であった常識は通用しない部分があるのです。
ですから、作業された方にも御施主さんにも説明の上
大変御迷惑をお掛けしますが、訂正をお願いさせていただきました。
これでは全くみなさんにも伝わらないですね。
これから少しずつ解説も混ぜて行きたいと思います。
風の回る家 住宅展示会 オープンハウス
2008.2.10(sun)/11(man)
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