前に一緒にお仕事をした仙石さんの紹介で「さしものかぐの脚物(あしもの)展」へ行ってきました。
おじゃまし仙石さんとのいつもの楽しい会話から始まり主催者のたかはしさん夫婦とお話させてもらいました。
そんなたかはしさんは飛騨高山から始まり全国を点々としながら家具職人の修行をされてきたそうです。
「さしもの」というのは様々な力に耐えられるように日本独自の木のかみ合わせによる構造から作る構造の事。
展示場には家具が数点おいてあります。
私も今まで色々座ってきましたが本当に安心できる椅子というのは案外少ないものです。
普通に正面を向いて座るだけでなく自分なりにリラックスして身を預け座れる椅子というのはなかなかありませんでした。
「腰をくねらせて肘で座ってみたり」
「浅掛けして乗り出してみたり」
そんなそれぞれの個性の動きの流れに追随してくれる安心感がたかはしさんの家具にはありました。
自分にあった家具を使うと自分の立ち振る舞いも変わってくるとよく感じます。
夫婦で作っていきたくてというお二人
素朴で工場の雰囲気がにじみ出ていました。
いいわるいというのではなく想いが感じるかどうか
そんな二人が幸せそうに見えました。
きっとその分素敵な家具が生まれるんだとワクワクさせられました。
熊野町で手作り家具を作ってる人がいる。
なにより私が励まされたお二人でした。
22日の日曜日までこの展示会は開催されています。
場所:広島市中区上八丁堀4-1
アーバンビューグランドタワー空地内
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tel:082-211-3260
時刻:11:00-20:00
入場料無料
たかはし家の家紋をまとったマグネットを頂きました^^
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